青い算命学

算命学に関する独善的ブログです。

スピ算人生論-命式の10干と霊魂の関係

空間とはこの陰陽五行のことです。甲乙丙丁戊己庚辛壬癸という符号で示されます。

五行には本性、本能があって、それも陰陽でイラストのように10種類に分けられます。

占いでは主に「日干」(現実を作る主役)について、この本性本能をあてはめます。

 

日干甲なら、あなたはまっすぐに育つ樹木のように、直進する傾向があり・・・云々。

日干乙なら、あなたは草花のように柔和な性格で、忍耐強い努力家です・・・云々。

これは、シンプルながら案外その人の基本的な人間性を言い当てています。

 

10の空間を十方世界といいます。仏教用語ですが、世界のすべてのことです。

10干がこの世界のすべての要素ってことです。空間とはすべてを作る要素です。

通常の算命学ならこれでいいのですが、これまで話してきた霊魂との関係は?です。

 

全ての存在が10干で成り立っているとするなら、霊魂もまたこの範疇に入ります。

それなら、「甲」にはそれにふさわしい霊魂が宿ると考えてもいいように思います。

梅にウグイス、花に蝶・・・霊魂と10干には引き寄せの法則があるのではと思いました。

 

算命学では霊魂は肉体が誕生してから3年かけて、自分の環境の宿核を作ります。

宿核とは、一生変化しない、その人が継承すべき役割を持った霊魂群です。

その後肉体(干支)は人生の歩みと共にさまざまな霊魂を引き寄せて融合します。

 

干支誕生の瞬間に裏干支とのバトンタッチが3干支全部で行われると考えてみました。

すると、3つの流れを継承することになって、これは人間としての役割霊魂です。

これは必然的に定まっているものですが、そこに加わるのが個人的霊魂です。

 

生まれた時の地域環境(国、風土、言語、人種等々)が必然的霊魂です。

十方世界はすべて気(霊魂)で成り立っているので、そうした情報を取り入れます。

それに加えて、親先祖兄弟などの個人的情報を持った霊魂も宿核を作ります。

 

 

これはちょっとやりすぎかもしれませんが、イメージとしてはこんな感じです。

宿核は生まれた時の環境の気を取り込みます。両親や兄弟は必須です。

祖父母が居なくても、両親や兄弟の中にすでに含まれていてそれも入るのでしょう。

 

霊魂の種類はともかくとして、気に霊魂が宿ることは算命学的真理です。

十大主星とは霊魂の本性を表したもので、日干と他の干との間から生まれます。

他の干には霊魂が宿っているわけですから、算命学は霊魂を扱う占いです。