人間は肉体を持って、日の出から日没へ向かう自然の時間を生きています。
霊魂は無限の時間の道を希望の日の出の方向へと進みます。正反対の時間。
人間は、ありもしない未来を描いて、東→中央の剋線人生を歩みます。
算命学ではこのように語られているわけではありません。これは青龍館調べです^^
最初の貧乏家族の話しは、算命学にあるものです。環境から生まれる希望です。
現実から現実未来の希望が生まれる場合です。幻想の未来に魅せられます。
それが生きるエネルギーになって、剋線の苦労がまた新たなエネルギーを作ります。
希望というのは何であれ引力を持っています。道中霊魂を引き付けながら拡大します。
引き付ける霊魂は、概ね人間的欲望をもった有色霊魂でこれが挫折へと向かわせます。
現実未来からスタートした希望は剋線の道(幻影といってもいい道)を歩みます。
そこ(中央)で作られる今は、概ね挫折の道へと向かうことになります。必然的苦労。
ただ、これがすべて挫折の道を歩むと決まったわけではありません。
親先祖の徳の高さか苦労の結果かはわかりませんが、これもあります。
魄の人生の目的が明確で、その道を行って、苦労の末、念願達成するケースです。
「魄」次第ということですが、これは少数派で、概ね挫折の道を歩みます。
これも、勝手な推論です。現実未来からのスタートは挫折の道です。
本道になる環境から生まれた希望は、精神未来からのスタートかなと想像しました。
これが成り立ちそうなのは、いずれ触れますが火→土→金は次元上昇の道だからです。
これは特殊なパターンとして、多くの環境から生まれる第一希望は挫折の道です。
環境から生まれる道にも、さまざまなパターンがあります。
生家環境が最悪で、そこから逃げたいための結婚や非行や逃げるための自立等々。
これも善悪ではありません。霊魂に善悪がないように現実人生にも善悪はないです。
そもそも、幸福や成功が人生の目的でないことは明白でしょう。
実際に動かしているのは、霊魂が作る五行の世界の方ですから。
でも人間は、環境から生まれた希望や欲望をまずは生きる目標にすることが多いです。
算命学ではこれを「有願」といい、霊魂の本来の目的を「無願」と呼びます。
有願は、他力的に生まれた本来の願望ではありません。それゆえ挫折するのです。