青い算命学

算命学に関する独善的ブログです。

スピ算人生論-生きる基準としての座気

 

自分を中心に置くと、自分という立場役割には禄存星・司禄星という霊魂が宿ります。

どの位置でも男性が陽、女性が陰の星になることは変わりません。

そして、ここに割り当てられた星たちは、個人とは無関係に、人間としての星です。

 

これは、人間個人の本質を知る以前に、自然界の一員としての人間の有り方です。

ここを個人と一緒にしてしまうと、大きな間違いになります。

算命学の本質でもある、中庸の精神における、最もバランスの取れた星配置です。

 

自分が高血圧なのか低血圧なのかを知るための標準血圧ってことです。

ただ、これが正しいという基準でもないところが難しいところです。

これが正しいなら、最初からそれらしい人間世界を作るべきでしょう。

 

「それはそれでいい」という部分の解釈の難しさは保留しておきましょう。

人間は平均以上や平均以下を「生きられる」という部分をどうとらえるのか、です。

そのように作られているということは、議論の余地がある、重要な問題です。

 

それはもう少し霊魂を知ってから論じることとして、まずは平均を知ることです。

最初に平均が必要になるのは、親子関係など、家族内における自分の立場でしょう。

まずは、子供の星の見方を観て行きます。霊魂的(宇宙自然的)子育て論です。

 

我が子を平均的な(中庸の精神を持つ)子供にしたいと思う人は少数派だと思います。

でも、もし子育てとして、座気家庭論がベストなら、平均的に育てることが教育です。

人間基準で考えると容認できないことも多いのですが、霊魂基準で考えてみます。

 

親が子を育てる場合、男子なら鳳閣星的に、女子なら調舒星的に育てるのが平均です。

鳳閣星は伝達力の星です。この星の意味を男の子の平均的教育の目安にします。

漠然としてはいますが、霊魂ベースでは、これが出発点です。

加えて、男性は集団(陽)の中で鍛錬し、女子は陰(個)の中で鍛錬せよといいます。

これが自然観における子供の男女別の本能

本能ベースの解釈は、そこに人間的な常識的批判を加えないことが肝心です。

 

人間視点では個性を認めていないことになるので、納得できないことも多いです。

僕は、ずっと人間視点で占ってきたので、こうした理論は軽んじてきました。

でも、霊魂視点で観た時に、というか、霊魂視点で見るべきだなと気が付いたのです。

 

これが正しいとすれば、人間が間違っているってことです。

人間は間違った歴史を作ってきたために、人生は生き難くなったと考えてみます。

正常血圧という基準を持たなかったために、低血圧も高血圧も個性になったわけです。