青い算命学

算命学に関する独善的ブログです。

スピ算人生論-再検証 主星と霊魂の関係①

貫索星石門星鳳閣星調舒星と4つの主星の貴幼法を検証してきました。
主星が宿核の一部を示していることは間違いなさそうですが、他の気はわかりません。
もともと命式の干と霊魂を結び付ける方法が紹介されているわけではありません。

このあたりは手探りで、なるべくデータの多い有名人の宿命から探るしかありません。
星はすべて霊魂なのですが、宿核や初期霊魂は継承された魄の可能性が高いです。
それがどの先祖からの流れで、身の回りの人との関係を知りたいと思っています。

ここまで例題を観てきた限りでは、明確に定義付けることは難しいかもしれません。
ただ、月支にそれが宿る可能性はあるように感じました。天干は検討中です。
ここでストップして再検証しようとしているのは、実干と正干の違いです。

通常の六親法は、正干ではなく実干を使います。正干と同じ実干が縁が強い人物です。
算命学で表に出ている霊魂占技は、正干の先祖干を呼び出すものです。
ただ、実際に生きている人物は実干で観るのは理にかなっているように思います。

そのあたりは曖昧にしてきたので、もう一度振り返って傾向が読めるのかどうか。
30例近くあるので、全部を検証し直してみようと思います。
ふらふらして申し訳ありませんが、検証というのはこういうものだと思っています。

固定観念をもって、ふさわしいものだけ例証していくと、間違った答えになります。
僕はもともと計画性はなく(-_-;)やりながら修正していく方法をとっています。
自分の為に書いていますが、お読みいただいている方には申し訳なく思っています。

 

主星貫索星は「己」です。六親では母系の祖父の実感が己で、他は該当がありません。
女性の場合、家系に入るというのは結婚との関係からすると、出て戻ってくるか、生涯独身を貫く形か、どちらかの可能性が高くなります。もし、結婚して他家に入る場合は、霊魂からは外して、他の該当干を探すのがいいように思います。
安奈さんは離婚して戻っています。子供もいないようなので月支本元でいいでしょう。

その上の乙ですが該当するのは母系の祖母の正干です。となりの甲と大半会しているので、母系祖母の実干という見方もできます。甲は本来は夫干なのですが、夫になる人は母系祖母の霊魂が気に入らないとだめってことかもしれません。
病気のデパートといわれるほど病気がちなのですが、母系のご先祖様が何らかの理由で己を打っている姿なのかもしれません。
実干という意味では、月干、年干ともに母の陰陽干です。母は58歳という若さで亡くなっています。

私は亡き母が守ってくれているのだと思っているのです。58歳という若さで、病に苦しんで命を落とした母は、どんなにか無念だったことでしょう。母の分まで生きなければという思いが私の生きる支えとなっているのを感じます」とインタビューでも答えているので、二つの丁は母でいいと思います。

 

伊達さんの場合は、両親がテニス好きで、自分もテニスをやり始めたそうで、周囲にテニスに特化している人がいたわけではなかったです。
中学時代にテニスの練習をさぼっていた時に、母から「自分がやるといったんだから、やりたくないのなら今からでもすぐにやめなさい」と叱られたそうです。それで目が覚めたと語っています。
見かけ上は自分発です。

本元も貫索星も「辛」ひとつ。辛は、日干または父の母が実干、正干は母の父の母。
日干陰干の場合、日干の先祖はみんな母父の母です。
日干陽干の場合は、先祖はみんな父母の母です。
これを無条件ルーツと決め打つこともできますが・・・それはそれとしても、同じことをするわけではないので、独自性の方が大きいのでしょう。その時に、融合している他の霊魂という見方がいいのだと思います。

伊達さんの場合、月干乙は実干はなく正干で父系祖父ですが、両親は一般の人で、先祖の話しもありません。
年干の庚は、お兄さんがスポーツ好きだったそうで、その影響はあるようです。ただ、乙庚と夫婦単位になっているので、父系祖父母の正干を取りたいところです。
最近、再婚しているので・・・このまま他家に入るとすると、辛は父系祖父の実干か母系の遠い祖母になります。このあたりは、まだ、なんともいえません。

ただ、天干は人物に入った「魂」という考え方がいいようにも思っています。そう考えると、天干は実干を取るべきかなとも思います。

天干にも魄が入る可能性としては、飛躍した見方をすると、兄夫婦(天干庚乙)は父系祖父母の霊魂の継承者で自分ともつながっている・・・というのは、行過ぎでしょうが、いずれこうした考えを広げられれば、世界は霊魂でつながっているという考えも可能になってきます。このあたりは、もう少し検証します。