青い算命学

算命学に関する独善的ブログです。

スピ算人生論-再検証 主星と霊魂の関係②


両親が離婚して父子家庭でした。実質は大叔母(父の母の姉妹)に育てられました。
父の両親、実干で戊癸ですが、父の母は、政治家安倍家の大元になっている安倍慎太郎の妹で、安倍家の血を残すために婿養子をもらいました。そこで生まれたのが父(寛)です。父も政治家でした。
大叔母というのは、阿部慎太郎の姉妹の誰かか、妻かと思えます。どちらであっても、「癸」が政治家の親族として血を受け継いでいる可能性が高く、戊はその人の夫、または安倍慎太郎本人かもしれません。
その関係から、月支の霊魂は父の祖父母(あるいは大叔母夫婦)の実干がいいでしょう。正干で取れば父の母の母ですが、安倍慎太郎が安倍家中興の祖とあったので、縁のあった実干でいいように思います。

月支初元の乙は場所で取った甲父の偏干としましたが・・・場所干は場所固定とすると、父系祖父の母の正干がいいのかもしれません(霊魂では父(場所干)の偏干があるかもしれませんが・・・)。
月干は父系祖父の実干または大叔父(政治家の安倍慎太郎が父の母の兄)、年干は父の実干(場所干)です。

父親に対しては尊敬の念は強く、お金の管理などは父に任せていると語っています。
最近結婚、晩婚でした。
妻は丁、偏妻で仕事場で知り合うケースですが、ここしか妻干がないので、ここに妻を常駐させたくはないでしょう。場所に入れると、日支の壬。父と同宮するので、両親と嫁が一緒に住むのは難しいです。
結婚しなくてもよかったのかなという気はします。

両親の影響が大きそうなので、天干己は母の偏干、壬は父です。正干でとるなら、父の母の母ですが、天干は実干のほうがいいように感じます。

 

彼の作品は実際の経験に基づいているといわれ、大の仲良しだった姉は重い精神障害を抱えていましたが、両親がロボトミー手術を許可した結果、死期を早めてしまったようです。ウィリアムズはこのことで両親を許さなかったし、愛する姉を救えなかった自分も罪の意識に苦しんだと書かれていました。

母と姉の霊魂が作品を作らせている感じです。月支本元の乙は自分でいいでしょう。
母は姉と自分に、壬(母)→甲・乙(姉と自分)と入り込みます。
その姉(甲)と自分(乙)は大半会込みの三合会局です。二人の霊魂が小説を創造すると読めます。これは霊魂融合とみて、天干辛は母系の祖母。乙を鞭打って(車騎星)インスピレーションをもたらす、と解釈できそうです。

 

ユダヤ人の父とカトリック教徒の母という異教徒同士の結婚で、どこにも属せない浮遊感がずっとついて回っていたようです。阻害する社会やそこに安住しようとする人々への拒否感も強かったようです。
表向き両親は反面教師的な意味合いです。父の会社を継ぐように言われて働き始めますが、自分に向かないことを悟り、拒否して我が道を進みます。両親よりも妹さんの方が家族という認識を持てたようです。このあたりがヒントになるのですが・・・

月支本元癸は自分でいいでしょう。天干の甲を父系祖母、戊を母系祖母ととると、天剋地冲で父系が母系を激剋、結婚で母がユダヤ教に変わったという記述もあって、こういう解釈もあるでしょうが、自分が両親を天剋地冲して、家系の流れと決別というニュアンスのほうがいいようにも思えます。霊魂と位相法はセットで考える必要があるのかもしれません。けっこう、大変な作業になってきます・・・
そうなると、甲は空の霊魂に調舒星の才能が降りてくるイメージで、戊は結婚や恋愛の影響は大きかったので配偶者としてもいいでしょう。でも、これも害で、人間関係に苦労して孤独な作品作りへと向かうための仕掛けと解釈したほうがよさそうです。

例えば、宿命中殺と天剋地冲などは、家系の流れ(霊魂の継承)を断ち切って独自の流れを作る役割という解釈が成り立つようにも思います。