青い算命学

算命学に関する独善的ブログです。

スピ算人生論-初期霊魂 主星禄存星

途中で、再検証を挟んでしまい、申し訳ありません。
また、最初と同じように、主星の貴幼法的解釈の説明をしながら、例題を観ていきたいと思います。

続きは「禄存星」からです。
禄存星は土性で、中心に位置する本能を持っています。本質的に「中心思考」が備わっていて、それが主星禄存星の原点になっています。

子供のころから、自分が中心にいることが当たり前の感覚になって、自分の位置を気にするようになります。
その意味では、主星禄存星は、長男長女として生まれることが適環境です。
本質に中心思考があるために、幼少期より何かと中心的存在でなければ満足感を得られないところがあります。

兄弟が多ければ、自分が兄弟と両親の仲を取り持つような役割を本能的に果たすようになり、思考力、責任感ともに自然に育ちます。
主星禄存星の中には、保護者的な要素があります。
自分の存在が周囲に認められたり、求められることが存在意味につながり、そこから自分の思考に広がりが生まれます。

一人っ子、末っ子の主星禄存星は、承認欲求が強まり、何かにつけて両親の気を引こうとします。自分に注目してくれるように事件を起こすこともあります。
自分の存在が周囲に認められたり、求められることが存在意味につながり、そこから自分の思考に広がりが生まれます。自己主張する傾向が強まります。
また、自己の存在を認めてくれた者に対して傾ける情愛は大きく、いつまでもそばにとどめ置きたくなり、独占欲が強い子になります。

家族意識や同族意識は必然的に強くなります。自分のエリアとそれ以外という思考にもなって、外に対しては時に攻撃的なることもあります。身内に甘いというか、身内に対しては冷静な観察力は持ちません。
思考の質としては単純であり、あまり複雑なところがありません。

いつも中心を志向するので、自分の世界を見つければ、大衆を率いるエネルギーとなって、力を発揮します。
その意味では、現実的になることは本質です。夢や空想の世界で遊ぶことがなく本質が発揮されるので、時代と社会に貢献し得る業績を残すことができます。

実例を調べるポイントは、子供時代に中心的な役割を得られたかどうか。
幅広い視野を身に着けて、世話役、奉仕役的な心を社会へとむけられるのかどうか、というあたりに着目します。
また、禄存星の元になる人物が愛情豊かな人であったかどうかにも着目します。

ただ、これらは、ネット情報で検証するのは難しいです。例えば、子供時代の心理的なこととか、家族との関係での、気持ちとか、子供時代にどれだけ承認欲求や自己顕示欲があったかどうか、などなど。Wikipediaで語られるようなことでもありません。
当てはまる実例を探す難しさがあって、掲載できる例題は少なくなります。
できれば、それぞれが、自分の家族や親しい友人などを観察したりインタビューしたり、それによって、貴幼法の精度を見極めていただければと思います。