青い算命学

算命学に関する独善的ブログです。

スピ算人生論-検証 主星車騎星の有名人①

東京都文京区に父・田中角栄、母・はなの長女として生まれる。本籍地は新潟県柏崎市早稲田大学商学部へ進学。早大在学中は演劇サークル劇団木霊に所属し、大学卒業後は1968年から1969年まで劇団雲研究所に所属し、女優として舞台に出演するが、結婚を機に引退。母が病弱であったことや、高校時代のアメリカ留学経験もあり、父・角栄が首相在任中は事実上のファーストレディの役目を担った。ただし子供の頃や政界入りする前は角栄と対立する事も多く、進学先や田中直紀(旧姓:鈴木)との結婚などは角栄の反対を押し切り決めたというWikipedia>以下青字はwikiより引用。

田中真紀子さんの父は田中角栄内閣総理大臣(第64・65代)を歴任)。日本の保守政権の礎を作った一人として、自民党史に残る政治家です。角栄さんは、弁が立ち、表からは計り知れない、魅力と引力を持った稀有な政治家でした。真紀子さんもそのスケールには及ばないながらも、父を彷彿とさせる一面をもっていました。

両親とは天剋地冲で波乱含み。若い時は反発を重ねていたようですが、主星の他3つも車騎星があり、月支禄存星に父が入っています。車騎星は夫干になるので、後々の話し。父が車騎星に流れ込んで、父の秘書的な役割を果たしてきました。
その流れで田中さんは、新潟から無所属で立候補して、トップで初当選しました。その後、自民党衆議院議員となっています。

これまで親子というのは観てきませんでしたが、本来なら強い結びつきがあってもよいはず。しかし、出てくるのは干合縁ばかりで、いわゆる縁のある関係とはいいがたい相性になっています。
こじつければ、変化するたびに、先祖の誰かが呼び出されているのかもしれませんが、それは証明もできません。親密な親子の縁には干合がついてくるのかどうか、最初のデータとしてキープするにとどめます。

父の反対を押し切って結婚した田中直紀さんとの相性です。

ご主人とは干合二つと羅状大半会縁で、干合は特に特別な縁は生みません。
領域図の形もまぁまぁで、相性としては悪くありません。
直紀さんは田中家に婿養子という形で入りました(月支癸は夫の実干)。田中家の血に、新たな流れを作るという意味なら、角栄さんとそれらしい縁になっているかみてみます。
遠く離れて向き合う形で、義理の親子なら良い姿です。干合縁だけで結ばれています。干合で距離は縮まって、日干同士が天剋地冲縁になります。これは角栄さんの流れを変えるという意味合いはあって、善悪はわかりませんが、変化を及ぼす縁にはなると思います。

田中さんは2001年、小泉内閣の発足に貢献したとして、女性初の外務大臣に就任しました。その前の、1993年、父の角栄さんは肺炎のため75歳で死去しています。

父が亡くなった1993年は天中殺で大運は日支月支害でした。
そして、次の変化大運の先頭で外務大臣。このあたりまでは父の後押しかなと思えますが、ここから、流れが、まさに天剋地冲と対冲のW冲動変化となりました。

外務大臣在任中、北方領土返還をめぐる方針や外務省改革などを巡り、当時の衆議院議院運営委員長で、外務省に強い影響力を持っていた鈴木宗男との抗争や官僚との軋轢が報じられていた。ごく短期間に事務方の秘書が4人交代し、中には体調を崩して病院に入院する者も出ていた。

対立していた鈴木宗男さんとは、ただならぬご縁。天干が全部共通で陰干支ばかり。組み合わせのほとんどが羅状干支になります。納音、律音、大半会と異常な結びつきですが、領域図は離れていて、因縁深い肉親の争いのようです。

ターニングポイントとなったのが、事務方との対立に起因する、2002年1月30日の外相更迭であった。当時は世論の圧倒的多数が更迭に反対して田中を支持、小泉内閣の支持率が一時的に急落するほどであった。2002年春に、秘書給与流用疑惑が報道された。同年8月9日、自身の公設秘書給与の流用疑惑の責任を取る形で、議員辞職

2003年に自民党離党。同年11月の第43回衆議院議員総選挙に無所属で当選し、国政へ復帰。民主党院内会派民主党・無所属クラブ」に加入した。今度は以前に所属していた自民党に対して厳しい批判を繰り返すようになった。

この辺りの変わり身は、仕事場が対冲刑と天剋地冲の位相法らしい手のひら返し。
おそらく、外相更迭では、自民党に裏切られたという思いはあったのでしょう。
この時に、民主党へと移る経緯では、小沢一郎さんの誘いがあったと報じられました。
小沢さんは父角栄さんとは親密な時代があって、真紀子さんも一目置いていた人物。

小沢一郎は、国会議員になってから、佐藤派に入りつつ、実質的には田中角栄に師事した。小沢一郎田中角栄の関係は極めて緊密だった。小沢一郎の結婚式で、田中角栄は父親がわりをつとめた。田中角栄ロッキード裁判は、6年9ヶ月間、191回あったが、小沢一郎のみ全部を傍聴した<福岡弁護士会のコラムより>

日干支律音と天剋地冲と羅状縁もあって、リアルでも霊魂でも縁が強かったと思われる人ですね。干合すると羅状大半会も生まれますが、このままでの領域図がきれいなので、この形でも十分でしょう。

父からの流れを受け継いだ自民党を天剋地冲の大運で、しかも、大運と同じ年運で見事に?反転させました。
主星車騎星に入るご主人も行動をともにしています。

ここまでは、次の活躍を期待する声も大きかったのですが、結局2012年の衆議院選挙で落選、2014年には事実上、議員を引退しています。

田中さんは、自民党時代にも好き嫌いがはっきりしていましたが、一説にはそこにも父の意志が反映していたといいます。
最後に小沢さん寄りに方向転換したのも父が小沢さんに恩義を感じ、そこへ向かわせたのかなと。

人間的視点で見ると、有終の美を飾れなかった(落選で議員を引退)のは、父と同じ(戦後最大の贈収賄事件で有罪、議員辞職)道をたどったとみえなくもありませんが、父霊魂視点で観れば "真紀子もういいよ"、ということかもしれません。

もう一つは、日干支丁丑というのは直下に偏夫干があって、夫に尽くす人が多いです。
特に自分の心を持たずに、その時を積み重ねていく、対冲+天剋地冲の位相法と主星も車騎星夫となると、後半は夫の意向も働いていたのかもしれません。

もうひとつ「2024/1/8 -8日午後、東京・文京区にある田中角栄元総理大臣の自宅だった建物が全焼した火事は出火から6時間余りがたった午後10時前に消し止められました」というニュースがありました。
霊魂が神とつながっているということの意味をも考慮する必要があるのかもしれません。