青い算命学

算命学に関する独善的ブログです。

スピ算人生論-検証 主星車騎星の有名人④

落語家、タレント、司会者。

大阪府中河内郡出身。12歳上の兄と姉3人の5人兄姉末子で、4間屋の自宅に祖母を含めた8人暮らしだった。
中学生の頃、2代目桂伸治が演じる「堀の内」に魅せられ、学校の教室で手作りの高座を用意し我流の「堀の内」を演じる<wikipedhia>

鶴瓶さんは、生家の話しをあまりしていなくて、様子がわからないのですが、どちらかといえば、貧しい生活だったようです。
祖母もどちら系かはわかりませんが、六親で観ると母系の祖母が月支本元の車騎星に該当します。

自我薄で、月支も1気、月干は父の実干ですが、位相法がすべて散法なのと、両親や兄弟の話しがあまりでていないので、表向き、先祖継承的なニュアンスはありません。
一方で、奥様とのつながりはかなり強いようで、家族のありがたさ、存在の重さは折に触れて語っています。月支癸は妻の干とみていいように思います。
全部散法のまとまりのない心に、印象的に入ってきたのが落語でした。

2代目桂伸治が演じる「堀の内」を聞いて、一気に落語の魅力に入り込み、高校時代には落語研究会を自分で立ち上げています。
「堀之内」というのは、落語としては古典的名作というわけでもなく、主人公の数々のそそっかしいエピソードを綴った、ばかばかしく笑える作品です。

これまでにもあったラジオからの影響。昔はラジオが個人的情報ツールでした。音だけの世界ですから、そこへの集中度は強まります。落語もそうですが、ラジオドラマや朗読なんかも、絵がない分、想像力を掻き立てられました。

強い縁ではなくて、まずは干合です。想像するに、ふと興味を感じたとたんにつながるものがあるのだと思います。それが大半会を生じます。
領域図は干合で離れて、最後まで良形ではありません。実縁を持たないゆえ?

その後、京都産業大学に進みます。

開設間もない落語研究会に所属し、童亭無学を名乗る。直後に玲子と再会し、共通の友人がいたことから、落語研究会にマネージャーとして勧誘、玲子には「レモン亭円(まどか)」という高座名も与えられた<wikipedhia>

ここで奥様(玲子さん)と出会うのですが、誕生日は公表されていませんでした。
そして、この落語研究会ではあのねのね原田伸郎さんと出会い、その後、バイト先で、同じくあのねのね清水邦明さんと知り合います。
あのねのね」は原田さんと清水さんのフォークデュオですが、始まりは、鶴瓶さんと玲子さんなどを含んだ4~6人のグループでした。

原田さんとは同級生ということもあって、律音が二つ、羅状納音も羅状律音もあって、領域図もいい形で、これは文句なく霊魂縁とみていいでしょう。

清水さんとは共同生活もしたと書かれていましたが、縁的には原田さんの方が強いですね。ただ、この縁も干合から始まって大半会が生まれる形で、最初の領域図がいかにも仲の良い出会いという感じがして、縁のある二人でしょう。

鶴瓶さんはいずれ大学をやめて落語家になると公言して、その通り中退、観覧した落語会での6代目笑福亭松鶴の面白さに惹かれて弟子入りします。

この師弟関係は見事ですね。リアルで月干支の大半会があって、羅状納音があって、干合すると、領域図は親子のような距離感で離れます。これはこれで一つの形。
芸の師弟なら、この図で向かい合えることは理想的でしょう。
加えて二つ干合が生まれて同時に干合させると3番目になります。
これはこれで一つの形。夫婦のような濃い密度で離れがたいつながりを作ります。
新たに天剋地冲が加わり、干合は領域図を変えますが、縁はでは大きな変化はなく、ここまでです。
運命的な師匠との出会いだと思います。

鶴瓶さんは、とにかく人脈が広い人で、自我薄の座下激剋というさっぱり感と、主星車騎星の相手のためにというこだりのない情性が人をつないでいるように思います。
一方では、「傲慢」と「自分で作っていく人」には反抗し暴れるという特徴も発揮されています。番組でも、流れが作る意志を大事にする人で(禄存星龍高星車騎星の目の前の今)、それを番組の都合や体裁で曲げてしまうことを嫌います。今の自然さと意外性の中に面白さを見出します。
鶴瓶さんと手を結ぶ人は個性的で自由で思いやりのある人たちです。

同業者やテレビ関係者は切りがないほどたくさんいるので、一人だけ親友といわれる人で、芸能界ではない、歌舞伎の18代目中村勘三郎さんを取り上げてみました。

天剋地冲、律音、干合、羅状納音と、霊魂縁と思われる4大相性(勝手に決めています・・・)が全部入っていました。領域図もいい感じで、干合しても接点は離れず、つながりの深い人だと思います。

干合は通常の相性では男女和合ですが、霊魂では霊魂和合といってもよく、人間の意志や思いとは別のところで発動していると思われます。

霊魂縁の人間関係が読めるようになりたいのですが、思いついた誕生日を二つ並べても、綺麗な領域図や縁ができることはあるので、もう少し、決め手が欲しいと思っています。

6旬の天剋地冲の出来事としては、特に目立つものはなかったのですが、映画やテレビドラマで役者としての活動が多かったです。このあたり、ご先祖のだれそれの願望がでてきたのかもしれません。