青い算命学

算命学に関する独善的ブログです。

スピ算人生論-検証 主星牽牛星の有名人②

お笑いタレント、漫才師、俳優、司会者、映画監督。お笑いコンビ・ダウンタウンのボケ、ネタ作り担当。相方は浜田雅功吉本興業所属。

主星牽牛星は初期設定としては母の母干が該当しますが、母系祖母についての情報はみられませんでした。
年干父の場所を占める母との縁は強く、母についてはたびたび話題にしています。

おかんはもうええ年になりました。88歳になりましたからね。10年以上前くらいからかな?おかんと歩くときは手をつないで歩く」と告白すると、スタジオからは驚きの声があがった<2022年 バラエティー番組での発言

一方で父とは確執があったようで、2014年に亡くなった時に次のようにコメントしています。

親父が死んだ。。。オレは悲しまない。あの人とはいろいろあったからな。
葬式で帰省。あの人と暮らした尼崎を少し歩いた。あの人と子供の頃行った太陽の塔を見に行った。あの人と食べたチキンライスを食べたらさすがにいろんな感情が押し寄せて来やがった。。。親父。さいなら

直下戊が父の正干。これは1気しかなくて、結婚すると妻が入り、父縁は薄くなる可能性がありますが、直下の人物は気が付かないうちに影響が浸透しているものです。

主星牽牛星が初期に感じた役割はその時点では明確ではなかったのですが、明るさの出ない環境の中で、明るい何か⇒お笑い、へと傾斜していったのかと想像します。

兵庫県立尼崎工業高等学校機械科卒業。小・中学校の同級生には後の相方となる浜田の他、放送作家高須光聖がいた。小学生時代、実父がうめだ花月の招待券を職場で貰ってくるようになり、家族で通い始めた。これがお笑いとの出会いであり、やがて芸人に憧れを抱くようになった。「その頃ぐらいから、だんだん性格変わってきた。ずっと暗い子供やった」と語っているWikipedia

浜田さんとは同級生で、生年はだいたい同じになり、こうした近似はよくあります。
それにしても、律音二つ、真ん中の月支も巳酉で半会、羅状納音も成立して、実縁が強いですが、霊魂縁も感じさせて、領域図も見事な重なりで、縁としては十分でしょう。

高須さんは、「ダウンタウンの2人とは幼少期から親交があり、浜田雅功と同じ幼稚園、浜田・松本人志と同じ尼崎市立潮小学校、尼崎市立大成中学校。大学卒業後松本人志の推薦で吉本興業を紹介され放送作家となる。ダウンタウンの東京進出以後はダウンタウン出演のほぼすべての番組にかかわり事実上の座付きとなった」<Wikipedia>という深い関係です。

実縁が強いのですが、共通の「1甲」「8辛」があるので、羅状で納音や律音が生じて、霊魂縁も強いと観ます。
濱田さん(上の赤い三角形)を加えても、三人は密度の濃い居場所を共有しています。

1982年、松本さんと浜田さんはコンビを結成しNSC(吉本)へ大阪校1期生として入学します。それからは、1988年に東京に進出、全国区の人気を得るようになりました。

その間にたくさんの仲間と縁を作っているのですが、wikiに名前があったのは次の人たちです。

1994年にライブ『寸止め海峡(仮題)』を開催。入場料1万円で行われたコントライブで、松本の他に今田耕司東野幸治板尾創路130R)が出演した。

今田さんは納音、干合、羅状納音と実縁も霊魂縁も十分なのですが、干合すると見事に縁が消えて、つながりも薄く、どちらの形も良いとはいえません。
ただ松本さんの命式に10-40の納音を作っています。お笑いには有効な位相法です。

東野さんは、「甲」が共通で、天剋地冲と羅状納音という霊魂縁があって、領域図は微妙ですが、干合変化後もまた干合が続いて、最後の形がいいので、これは良縁と判断したくなります。
また、これまで見逃していましたが、その時の命式の変化にも意味がありそうです。
最初の干合で月年の天剋地冲が生まれ、10-4と形を変えて継続しています。
東野さんは、最後に41-21の大半会となって、ふたりの掛け合いのまとめ役を演じているとストーリーを作れそうです。

板尾さんは、領域図の形は一番ですね。干合変化でも乱れは少なく、親密度は一番でしょう。縁も干合と羅状納音、最後は天剋地冲で、実縁よりも霊魂縁の強さを感じます。
命式の変化では、松本さんは15-40(日年の干合)板尾さんは59-4(日年の干合)と、初期にはなかった干合が生じています。能力的には瞬間芸としてのひらめきなどには有効でしょう。
これを変化させて縁をみることもできますが、ガイド役としての相性に特化して、命式の変化は相性による能力の付加という考え方をしてみたいと思います。

この三人と松本さんの縁の強さを比較すると、板尾さん、東野さん、今田さん、の順番かなと思います。
こういう見方ができるようになると相性もまた一つ面白くなってくるのですが、まだ、確証はなく、検証段階です。

板尾さんは、「1994年に18歳未満の少女(当時14歳)と淫行をしたとして、青少年保護条例違反容疑で逮捕され、罰金30万円の刑を受ける」とwikiにありましたが、この時、「松本人志ダウンタウン)からの働きかけもあり、プロダクションの専属契約解除までには至らず、その結果、年内いっぱいの芸能活動を謹慎する処分を受けるに留まった」とありました。このあたりも縁の強さを裏付けているように思えます。

2023年12月27日発売の週刊文春において、松本が複数の女性に対して性的行為を強要したとする記事が掲載されたWikipedia

いまもまだ裁判になっている案件ですが、ぎりぎり接運での出来事。実際は50代の天剋地冲の間にあったことでしょう。
この天剋地冲、月干支の辛酉(辛)が運勢干支の乙卯(乙)を天干地支とも激剋します。牽牛星が別自我(仲間または自分の役柄)を打つことになり、牽牛星がしっかりしていれば、逆に自分を律することになりますが、牽牛星が身勝手な自分の正しさで動いていれば、ブーメランになる可能性もあります。
牽牛星ダブルはそうなりやすいですし、ここが霊魂登場の場面だとすると、霊魂は腹を立てていたのかもしれません。

自我の旺地の中央にあって、1強4弱で、止められないところではありました。
正味が現れるとするなら、事の正偽の問題ではなく、謙虚に省みることが霊魂の望みなのかなと思います(ただの独り言です・・・)。